歯周病は再発する?治療後もメンテナンスが必要な理由
こんにちは。
本庄市の「江川歯科医院」です。
歯周病は今や国民病とも言われています。
罹患率とともに認知度も高まっているため、積極的に歯科医院で治療を受けたり、セルフケアで予防したりする方も増えています。
しかし、その一方で、歯周病を治療したにも関わらず、再発してしまうケースもあるということをご存知でしょうか?
そこで今回は、歯周病の再発リスクと治療後のメンテナンスの重要性についてご紹介します。
重度の歯周病は再発の可能性が高い
歯周病は初期段階で治療をすれば、治る可能性が比較的高いと言われています。
しかし、、重度の歯周病まで症状が進行してしまった場合は、治療をしても歯周ポケットが深いため、セルフケアでは汚れを取り切れません。
したがって、ポケットに溜まった汚れがプラークを形成し、歯周病菌が繁殖、増殖して再発リスクが高まります。
特に、歯ぐきに膿が溜まり、歯槽骨が溶ける「歯槽膿漏」と呼ばれる段階まで進行した歯周病の場合は、治療をしても元の状態に戻すことは難しいです。
数ヶ月で再発するケースも多いため、短い周期で歯科医院での歯周病治療が必要になります。
このように、歯周病は重度であればあるほど、再発のリスクが高くなるのです。
定期的なメンテナンスが歯を守る
歯周病の再発を防ぐためには、歯科医院での定期的なメンテナンスが効果的です。
ブラッシング指導を受けて、毎日丁寧に歯の汚れを取り除くことはもちろん大切ですが、どうしても自分では見えない部分や歯周ポケットに汚れが溜まってしまいます。
「治療が終わったから、もう歯科医院には行かなくていい」のではなく、せっかく治療したからこそ再発を防ぐために、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることが大切です。
また、定期的に歯科医院に通うことで、歯を健康な状態で維持できるだけではなく、気付かないうちに進行していたほかの歯周病やむし歯を初期の段階で発見することができます。
お口の中には常に歯周病菌が繁殖しているということを忘れず、3ヶ月程度を目安に歯科医院で口内をチェックしてもらいましょう。
当院には、日本歯周病学会歯周病認定医が在籍しています。
歯周病治療はもちろんのこと、患者さまのお口の状態に合わせた歯周病の予防ケアも行っています。
気になる方は、ぜひお気軽に江川歯科医院までご相談ください。