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コラム|本庄駅で歯科をお探しの方は江川歯科医院まで

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歯周病の最恐菌レッドコンプレックスとは?

こんにちは。
本庄市の「江川歯科医院」です。
 
日本人が歯を失う原因で最も多いのは「歯周病」です。
歯周病は、細菌感染によって発症する病気で、ミドル世代以上の病気というイメージがありますが、じつは若い方にも多く見られます。
30代〜60代にかけて有病率が高く、初期の段階では痛みがなく静かに進行していくことから、サイレントキラーとも呼ばれています。
 
今回は、歯周病の原因となる最恐菌、レッドコンプレックスについてご紹介します。
 
 


歯周病は細菌感染が原因です

歯周病は、細菌の感染によって歯ぐきに炎症を起こすことから始まります。
初期の頃は、自覚症状がなく気づかないうちに進行しているため、気づいたときにはすでに症状がかなり進んでしまっているケースが少なくありません。
歯周病は、症状が重症化すると、歯周組織が壊されてしまい最終的には歯が抜けてしまう病気です。
しかし、しっかりと予防ケアをすれば、歯周病の進行をくい止められますので、きちんとお手入れを続けて行くことが大切です。
 
 

最恐の歯周病菌レッドコンプレックスとは?

歯周病は細菌の感染が原因と上記でもご紹介しましたが、歯周病の原因となる細菌は、数十種類も関係するといわれており、1つの細菌が原因となって起こるような病気ではありません。
そのなかでもレッドコンプレックスは、歯周病の進行を早める細菌のことをいいます。
具体的には、以下の3種類の細菌です。
 
●ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.g菌)
●タネレラ・フォーサイシア(T.f菌)
●トレポネーマ・デンティコーラ(T.d菌)

 
この3つの細菌がそろうと、歯周病が進行しやすくなります。
とくに、ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.g菌)はもっとも病原性の高い細菌だといわれています。
 
歯周病はお口の中だけの問題ではありません。
歯周病菌や炎症物質が傷ついた歯ぐきから血管の内に入り込むと、血液の流れにのって全身を巡りさまざまな不調を引き起こします。
歯周病を予防するためには、定期的に歯科医院を受診することや、毎日の丁寧な歯磨きを行うことがとても大切です。
 
 
当院には、日本歯周病学会認定医が在籍しており、歯周病治療に力を入れています。
お口のことで気になることや不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
 

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